プラダンシート貼り合わせ 耐荷重強化
2枚のプラダンシートを貼り合わせて
より強度の高いシートに仕上げました。
プラダンシートの中空構造はリブ形状と呼ばれ、
この構造には目方向と言う特徴があります。
プラダンは、この目方向と並行に折り曲げ線を入れると
簡単に曲がるという特性を持っています。
この特性により、プラダンシートは加工しやすい素材として
広く普及していますが、裏を返せば一定の方向から加えられる力には
弱くなっています。
これを解決する一つの方法として、写真のように
サイズを合わせた目方向の異なるシート同士を重ねる方法があります。
こうすれば、シート同士が構造上弱い部分を補い合うことができ、
結果軽量且つ耐荷重性の強い一枚のシートに仕上げることができます。
網の目状に交差した中空構造はそれだけで耐荷重性の高い形状である上に、
シートの厚みも2枚分になるので強度はかなり上がります。
また、1枚目が傷ついたとしても2枚目がその直下にありますので、
緩衝性能も向上しています。
プラダン同士は両面テープや接着剤などで貼り合わせることができます。
ヤマコーではプラダンに最適な両面テープを使用しておりますので、
剥がれにくいシートを制作できます。