テクセル
特徴Feature
テクセルは熱可塑性樹脂による連続成形技術から誕生したハニカムコア材です。
熱を加えることで変形させ、加工できるので自動車、建材、施設、スポーツなど幅広い分野で活躍します。
ポイントPoint
- 優れた剛性を持ちながら重さはアルミの1/3、スチールの1/7!
- 曲げ、溶着、他素材貼り合わせが可能!
- スキン面が一体化されたコア材なので高強度!
テクセルTeccell
TECCELL(テクセル)は岐阜プラスチック工業株式会社の登録商標です。
参考:https://www.teccell.jp/
弊社サイトです。
テクセル(TECCELL)とは
テクセルとは、ポリプロピレン六角形のセルの集合体「ハニカムコア構造」をもつ樹脂板です。
ハニカム構造の物体は非常に高い強度を誇ります。
加 工
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曲げ加工
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端面封じ
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熱鋲加工
ケースのオーダーメイド
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パレットコンテナ
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テクセルコンテナ
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フレーム無しコンテナ
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アルミフレーム大型コンテナ
使用例
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アルミフレームラック
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パレット
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アルミフレーム
パ-ティション -
トップフレーム
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ラインパレット
用 途
テクセルは、その軽さと曲面加工に向く等方性という特徴から、あらゆるジャンルの軽量化の課題を大きく進展させます。
自動車分野 | シートパック / デッキボード / ルーフ |
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建 材 | 内壁 / 床材 / エクステリア |
スポーツ | スキー板 / サーフボード / プロテクター |
住 設 | ユニットバス / ドア / システムキッチン / 家具 / 机 / 椅子 / ベッド |
物 流 | トラック架装 / コンテナー / パレット |
他の素材との比較
テクセルの製法
テクセル(TECCELL)は樹脂シートの押出成型→真空成型→折込→ウェルディング→ラミネーションという一連の連続成型であり、非常に生産性の高い製法です。
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真空成型でセルを立ち上げます。
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織り込んでいくとスキン面も同時にできあがります。
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スキン面(表面)を溶着します。
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スキンシートを表面に貼ります。
テクセルの構造
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■Upperスキン / Lowerスキン
テクセルの表面になるシート。■コア材
芯の部分として使われている材料。成型時にはスキン面(表面)が同時に形成されます。